メラニン色素は夏以外にも生成され続ける

 

日焼けによって肌が黒くなる原因はメラニン色素であると言うのは一般的な常識ですが、これは太陽などの紫外線から肌を守るための人間の自然な防御機能です。

 

そのため、同じように紫外線以外の刺激を受けると、その部分だけにメラニン色素が発生して黒いシミのようなものを作ります。

 

例えばナイフで肌を切ってしまったり、痒くて同じ所をずっとかいているとメラニン色素が定着しやすくなります。

 

メラニン色素は表皮の基底層に存在するメラノサイトが生成してその場で定着しますが、人間の肌は細胞分裂が進み、表皮を基底層から生まれ変わらせる働きをもっています。

 

その働きをターンオーバーと呼び、古くなった角質を排出しながら基底層で新たな細胞を作っていきます。

 

細胞は徐々に皮膚の外側に押し出されていき、およそ4週間で1サイクルとなります。

 

日焼けによって肌が黒くなった人は、この働きによってメラニン色素が古くなった角質と共に排出されるため、4週間後には以前と同じ白い肌に戻ります。

 

しかし、正常なターンオーバーができない場合は、黒化した色素は基底層の側から移動せず、排出されずにシミとなって残ってしまいます。

 

いずれ薄くなっていくこともありますが、変わらず表皮に残ったままの場合もあるため、美白を意識している人は強制的に排出させる必要があります。

 

医薬部外品などで市販されている美白化粧品は、正常なターンオーバーを促進させる働きを持った成分が配合されています。

 

これを利用して沈着した色素を排出することで、いつまでも薄くならないシミを改善してくれます。